とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【とっておき!!】 カレーは高橋 (高田馬場・カレー)

   


えーっ、カレー屋が入るのぉ?!

高田馬場駅の目の前の雑居ビル。
文房具店のあとにどんな店が入るか注目していたら
「カレーは高橋」というファストフードでした。


なんでも、山形に本社があるパチンコ店が新業態を
引っさげ東京に殴り込み。八重洲に続く2号店とか。

でも正直、ここには「すき家」が入ってほしかった…。

左が「松屋」で右が「吉野家」。そこに「すき家」で
牛丼屋が隣三軒横並び。仁義なきバトルなんて、
間違いなく全国唯一、日本初。想像しただけでも
わくわくします。

しかしそこに果敢に飛び込んできた小さなカレー店。


「カレーは高橋」は、そもそも仙台駅前のパチンコ店が
併設する形で始めた店。よく、パチンコ屋の駐車場の
片隅にそば屋などがありますが、その多くはパチンコ
店直営です。「カレーは高橋」も同様の直営店でした。
しかし”パチンコ屋併設のカレー屋”ではイメージが
悪いと思ったのでしょう、東京進出にあたってわざわざ
仙台の店を閉じて八重洲に1号店を開店しています。

両脇を牛丼屋に挟まれた、カウンターに20席ほどの
この2号店が、どんなカレーで戦おうというのか
興味があり、開店当日からもぐりこんでみました。

正直、最初の価格戦略はうまくいかなかったようです。

というのも、カツカレーが880円。
“名物”というスタミナカレーも880円。
ベースとなる「高橋カレー」が580円というのはまだしも
貧乏学生の街・高田馬場ではいかにも高いのです。

しかも入店するなり食券の自販機前に店員が陣取り、
「当店の名物はスタミナカレーです」と有無を言わさぬ
高め誘導をするのですから、客はかなり辟易しつつ
スタミナカレーを注文させられてしまいます。

私も「スタミナカレー」を注文しました。

カレーはすべて煮込まれて融け込んだタイプです。
味はちゃんとしてしっかり辛くてうま味があります。
スパイスがよく効かせてあり、辛い物苦手な最近の
若者に受け入れられるか心配なほど標準でも辛い。
ごはんも量があり、足りないということはありません。

しかし牛丼の具のような肉のトッピングがわざわざ
必要かというと、全然そんなことはありません。
これに300円も上乗せして払う価値があるかどうか。
全般にトッピングが高すぎる気がします。

価格体系自体、今回の高田馬場店の開店に合わせ
変更してあります。ご飯とパスタの間にあった価格差
をなくし、全般に値上げしたようです。
しかしなぜ学生の街・高田馬場で、しかも両側を牛丼
店にはさまれる立地でこの価格にしたのか、少々
理解に苦しむところではあります。

同様の指摘があったのでしょう。開店2日後から急に
店頭で「高橋カレー580円」を強調しはじめ、当初の
客単価を高める路線を変更したようです。しかし、
最初の”高いカレーを押し付ける店”というイメージを
払拭できるかどうか。

なお、この店の特色としては通常のごはんのほかに
玄米とパスタも選べること。
2回目では、このパスタでのカレーを試してみました。

フォーク1本でくるくると巻いて塊のまま口へ。
カレーの辛さとパスタのほのかな甘みがいい相性。
具がないだけに絡まりやすく、こちらもまた選択肢と
してありだと思います。

ただ、うまく食べないとカレーが跳ねて間違いなく服を
汚すことになってしまいます。今回パスタを値上げした
分で紙エプロンでも付けてくれたらいいのですが。

カレーそのものの味は専門店として合格のレベル。
たまに食べに行きたくなる味として、周囲の人々に
お勧めしたいと思います。
「パスタでカレー」というユニークさも含めて。

ただ、このファストフードの店構えで今後チェーン
展開をしていこうというのなら価格体系はちょっと
厳しいような気もします。頑張ってほしい店です。

 

 

 

 

この文章は「渋谷とっておき!!」からのものです。
メニューや地図など詳しい情報はリンクからどうぞ。
http://www.totteoki.jp/shibuya/

 

 

 

 

 

カレーは高橋カレー / 東京駅日本橋駅京橋駅

夜総合点★★★★ 4.5

昼総合点★★★★ 4.5

 - 高田馬場