とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【とっておき!!】 高はし(築地・魚料理)

   

DSC07276a
大人になってから、刺身は基本的に酒のつまみです。
刺身でまず酒を飲み、ご飯を食べるならほかの
おかずで、というのを食事の基本としてきました。

ところが、ブリだけは別格。

ブリだけは子どものときと同様にいまもご飯の友。
脂の乗ったブリを濃い醤油につけて口に放り込み、
そのあとご飯を押し込んで一緒に噛むときの喜び
ったらありません。

よく言われる日本人の“口内調理”の究極が、
ブリの刺身とご飯だと思うのです。


DSC07281
築地場内の飲食店のなかでも、魚料理といえばまず
真っ先に名前が挙がるのがここ「高はし」。
ここで食べた天然のブリはその至福のひとときを
味わわせてくれました。

DSC07274
注文したのは「腹身」。脂の乗ったおいしいところで、
背の部分が1,500円なのに対し腹身は2,000円。

意を決して腹身を注文したところ、最後の1皿だった
ようで、注文を聞いた若旦那が席にやってきました。

「すみません、腹身は腹身ですが、端っこのほう
なんですけどいいですか?その代わり500円引いて
おきますので。」

なんと良心的な。
もともとの値段は高いですが、ちゃんとそれに見合う
ものを出すという矜持みたいなものを感じました。

DSC05806a
高いと言えば、ここには「キンキの煮つけ」もあります。
定食にして4,000円~4,500円。これを午前中に
食べるのはさすがに心理的な抵抗と一種の罪悪感
がありますが、食べてみるとさすがキンキ。

あっさりとした煮汁でほっこりと煮つけられた身は
うま味の塊。ほかではなかなか味わえませんから、
けっして損した気になることはないでしょう。

DSC05803
たとえば、土曜などの休日をお祝い事や自分への
ご褒美といった特別な一日にしたら、とびっきりの
おいしい魚が食べられた上に午前中から堂々と
酒が飲めるこの店は最高の場所かもしれません。

DSC_0329
実際、周囲を見渡しても「赤星」(サッポロラガー)に
刺身盛り合わせなども合わせて頼んでいる人が多く
いましたから、夜飲む代わりに午前中に飲んでいる
といった感じなのでしょうか。

まあキンキは特別な存在として、その他のメニューは
だいたい2,000円から2,500円。

DSC06264
大きな魚のカマの部分をどーんと焼いて出したり、
冬はアンコウが出てきたり、ときには貝の刺身が
いろいろあったりと、おいしい魚介がよりどりみどり
で味わえる店となっています。

DSC05801
名物という「あなご丼」は私もまだ食べていませんし、
まだまだ通わなくてはこの店を語る資格はないの
かもしれませんが、魚は価格に見合う品質のものが
まず間違いなく出てくると保証できますから、周囲の
寿司屋や海鮮丼屋の下手な店と比べればよっぽど
コストパフォーマンスは高く、お得な店だと言えるで
しょう。

ほんとうにおいしい魚が食べたければ、まずここに
来るべきです。

 

この文章は「渋谷とっておき!!」からのものです。
メニューや地図など詳しい情報はリンクからどうぞ。
http://www.totteoki.jp/shibuya/

 

参考にさせていただきました。

 

高はし魚介・海鮮料理 / 築地市場駅築地駅東銀座駅
昼総合点★★★★ 4.5

 - とっておき!!, 渋谷以外, 築地 , , , , ,