とっておき!!TOKYO

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【ねごと。】 バック・トゥ・ザ・フューチャーの隠されたメッセージ。

      2015/11/04

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この週末は、バック・トゥ・ザ・フューチャー
三昧でした。
ずいぶん忘れてしまっているものだなぁ、と
感慨にふけりながら見ましたが、この映画の
“隠されたメッセージ” はあらためて確認する
ことができました。
それは、
「アメリカよ、しっかりしろ」
これはおそらく、
スピルバーグが込めたメッセージです。

1985年ごろの米国は、台頭する日本に怯えていました。
自動車、半導体、テレビ、ビデオ、家電製品、
そして企業買収に不動産買いあさり…。
当時の我々でさえ「そのうち米国を抜く」と
本気で思っていたのですから、米国民の焦りと
なかば諦めに似た気持ちは全米を覆いつくして
いたことでしょう。
この映画でも、主人公の少年が憧れるクルマは
TOYOTA、ビデオカメラはJVC(ビクター)と
1985年の米国の現実が随所に散りばめられています。
さらに映画の中の2015年では、成長した主人公を
“Fujitsu Ito” という謎の日本人上司が
30年後の主人公を叱り飛ばして、クビに。

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また1955年では、故障した集積回路を見て
「やっぱりメイド・イン・ジャパンだ」と蔑む
ドクに対し、1985年から来た主人公が
「日本製品は最高だぜ」と返すシーンが印象的。

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つまり、この映画の隠しテーマはまさに
“日本そのもの” だったのであり、自ら監督した
「1941」という駄作でも日本への敵愾心を
隠さなかったスピルバーグが、すべての米国民に
奮起を促したのです。

「アメリカよ、しっかりしろ。
世界一のスーパーパワーだった栄光の時代を取り戻せ」と。

それから30年。
プラザ合意に始まる経済戦争を仕掛けた
米国は勝利し、日本は長い低迷を味わいました。


その間に中国が台頭し、世界は映画の予想とは
違ったものになりました。


民主主義を奉じる同盟国を蹴落とした結果、
一党独裁の人権弾圧国家と正面から対峙する
ことになった米国。


その戦略の誤りの出発点が、まさにこの映画の
舞台となった1985年だったのです。

この文章は
「とっておき!!のねごと。」
からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/

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