とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【とっておき!!】 かとう(築地・魚料理)

   

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今年、成育不良のために出荷を1か月遅らせていた
広島産が11月2日に解禁。ようやく本格的な牡蠣の
シーズンがやってきました。

築地で牡蠣といえば、カキフライに並ぶおいしい
食べ方が「牡蠣豆腐」です。

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なかでもここ「かとう」の「かきどうふ」は大きめの
ぷりっぷりの牡蠣が5~6個入り、白菜も豆腐も
これでもかとばかりに詰め込まれていて迫力満点。
しかも自家製ポン酢が辛すぎず酸っぱすぎずの
柔らかい味で、牡蠣のうま味を邪魔しません。

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どんぶり飯と一緒にかき込めば、2食分に匹敵する
満足感を得られること間違いなしです。

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この店「かとう」があるのは築地場内の魚がし横丁。

ほかにもいろいろおいしい魚料理を出すのに、
周囲の店に比べてやや客が少ないなと思っていたら
理由がありました。

“No English menu!”

アジア系の若いカップルが暖簾をくぐろうとしたとき、
若女将がこう言いました。ふたりはすごすごと退散。

たしかにますます観光地化が激しくなる築地にあって、
いちいち英語で説明を求められるわずらわしさったら
ないでしょう。また、欧米人にはクレジットカードで
払おうとする客も多く、さらに何人かで一品を頼んで
分け合おうとする客がいるのも、狭い場内で営業
する店にとっては死活問題。ですから、そうした客を
できるだけ避けたいと考えるのもむべなるかな、です。

逆に言えば我々日本人の客を大切にし、落ち着いて
ゆったり食べられる環境を作ってくれていると言える
でしょう。

なお、日本語の通訳がつくならどんな外国人もOK
なのですから、けっして人種差別などではないのです。

まあ、ある意味「米花」とは対極にある店と言えるで
しょう。

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そのほか、「銀ダラ西京焼」も量は多くないながらも
うま味がしっかりと強く、じゅうぶんにご飯の友としての
役割を果たしてくれています。

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また「黒ムツ煮付」は、魚のうま味をしっかりと吸った
豆腐もまたごちそう。焼物も煮物も間違いなしです。

かつてこの店には、ドラえもんに声がそっくりだという
大女将がいて、その声にそぐわぬ素っ気なさもまた
一部で人気を博していたそうですが、現在の若女将も
なかなかにドライ。しかし、数回通ううちに顔を覚えて
くれると、その素っ気なさに隠れたやさしさを垣間見る
ことができます。それがまた嬉しかったりして、さらに
通い続けることになってしまいます。

この店のある築地市場は、ちょうど1年後の2016年
11月2日をもってその81年にわたる歴史の幕を閉じ
ます。
ですから、この冬はほぼ最後の牡蠣のシーズン。

ぜひこの冬のうちに一度、「かきどうふ」を味わって
みてください。

この文章は「渋谷とっておき!!」からのものです。
メニューや地図など詳しい情報はリンクからどうぞ。
http://www.totteoki.jp/shibuya/

 

参考にさせていただきました


かとう
魚介・海鮮料理 / 築地市場駅築地駅東銀座駅
昼総合点★★★★ 4.5

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