とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【ねごと。】 にんじんしりしり。

      2015/09/27

 
 

一泊2,500円の民宿に泊まり、レンタカーで沖縄本島の
隅から隅まで仕事で駆けずり回った経験で言うと、
沖縄は外食文化があまり発達していません。

 
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意外に聞こえるかもしれませんが、とくに昼食を食べられる店
というのは観光地以外にはほとんどなく、あるのは沖縄そばの店か、
個人経営の弁当屋ばかりなのです。

 

 


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そこで私のような旅人はおのずと弁当を買い、車のなかで
食べることになるわけですが、そうしているうちに
典型的な“沖縄の弁当”というものが
あることに気づきました。

それがこれ。

 

 

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小さめの容器にごはんが敷きつめられ、必ず揚げ物がメインで鎮座し、
そしてにんじんの炒めたもの、青菜を刻んだものがごはんの表面を
埋めつくすスタイル。

 

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これは少なくとも沖縄本島では共通のスタイルのようで、
どの弁当屋に行ってもほぼ同じものを見ることができます。

 

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値段も安く、だいたい300円前後。
庶民の昼食としては手頃です。

なかでも色鮮やかさで印象に残っているのがこのおかず。

 

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にんじんの細切りを炒めたもの。

炒り卵とからめてあったり、ポーク(ランチョンミート)と
一緒だったりと微妙な違いはありますが、ほんわか甘くて
おいしい一品です。

ただこれ、本土に戻ってから懐かしくなって食べたいと思っても、
沖縄料理店では単品として存在せず、名前も知らないため
ずっと謎のまま恋い焦がれることしかできませんでした。

それがきのうのこと。

小さなバーでやっと出会うことができました。
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「にんじんしりしり」

しりしりとは、すりおろすさまを指す言葉だそうで、
これ専用のおろし金ですりおろすようにすれば
にんじんがあっと言う間に短冊状になるのだそうです。

 

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2000キロ離れた東京で、ひさかたぶりの再会を果たした
「にんじんしりしり」は、沖縄で食べた弁当とほとんど
変わらぬおいしさでした。

この「にんじんしりしり」と出会えるお店。

 

 

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「南国酒場」
新宿区若松町29‐7
オーシャンプラザ若松町2階

 

近くに寄った際にはぜひどうぞ。

 

 - ねごと。