とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【とっておき!!】 サラダ・ニース(洋食・西新宿4丁目/6丁目)

   

 

この店を、くだけた洋食屋と見るか、それとも洒落た
とんかつ屋と見るか。

店には失礼かもしれませんが、ランチメニューに限って
みると、その境界線上にある微妙な店と言えるかも
しれません。

とくに驚くのがその野菜の盛り方。

 

写真だとその大きさがあまりわからなくなってしまう
のがとても残念ですが、とにかく声をあげそうなほどの
てんこ盛りで野菜が出てきます。赤だのオレンジだのと
彩りは豊かではありますが、その盛りつけ方はまさに
とんかつ屋のそれ。

「サラダ・ニース」という名前だけあって野菜を売りに
しているのでしょうが、客は目の前の野菜の山にただ
ただ圧倒されてしまうのです。

とんかつ屋、と書いたようにランチタイムのメニューは
揚げ物が中心。それに3種のカツカレーが加わります。

最初に食べたのは「フランスパンで作ったメンチカツ」。

 

キャベツの山に張り付くように添えられたメンチカツは
直径8㎝ほどのものが3枚。
カリカリサクサクの衣のなかの具は薄いのですが、
肉の柔らかい感触とコクが感じられ、味付けは全体に
薄めながら上品なおいしさがあります。
なおついてくるソースは、マスタードが飾りのように
上にかけられているウスターベースの辛めのもの。
ちょっと辛すぎるので、卓上の中濃ソースをかけた
ほうが相性はいい気がしました。

 

また、「チキンカツカレー」はその黒っぽい色からくる
印象とは裏腹にマイルド。もっと胡椒の辛さが効いて
いるのかと思うと肩透かしにあってしまいます。
しかし辛さこそマイルドではあっても香りも味も洋食屋
のもの。田舎の「うどん粉カレー」とは違います。

上に載るチキンカツは5cm×7cmくらいのが3枚。
とくに味付けはなされておらず、ふんわり柔らかな
揚げ具合。ただ、カレーソース(ルー)がチキンカツに
ばかりかかっていて、いざごはんを食べようとすると
カレーソースが足りずにカツから引き剥がさなければ
ならなくなってしまいます。まあそれだけチキンカツが
大きくて、ごはんの上を覆いつくしてるということですが。

この店、新宿副都心の西の縁である十二社(じゅうにそう
通りに沿って北と南に2軒の店を構えています。

 

「西新宿4丁目店」は十二社通りの西を平行して走る
裏通りにあり、ゆったりとした内装が特徴。
パーテーションがしっかりしているので、小パーティー
などに重宝しそうです。

 

一方「西新宿6丁目店」は銭湯があるビルの2階。
専用の外階段を登っていって店に入るのですが、
不思議なことにその階段の周囲では店名を示す
看板さえ見当たりません。ですので、最初入るのは
難しいかもしれませんが、一度入るとこじんまりした
店内は適度な囲まれ感があってくつろげます。

昼は、野菜も含めてたっぷり食べるために、夜は
少人数でのちょっとした飲みの席やパーティーに。
コースもかなりお得な感じですので、かなり便利に
使える店としてお勧めでしょう。

 

 

この文章は「渋谷とっておき!!」からのものです。
メニューや地図など詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
http://www.totteoki.jp/shibuya/

 - とっておき!!, 新宿・神楽坂