とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【とっておき!!】 しまぶくろ (沖縄料理・渋谷宇田川町)

   


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東急ハンズの横を通る井の頭通りをさらに進むと、
右に見えるオレンジ色のビルの5階。
ここに沖縄料理の小さな居酒屋があります。

 

 

 

 

こじんまりとした店内の一角にはミニステージもあり、
定期的に開かれるライブでは琉球音楽の様々な
アーティストの唄を聴くことができます。

 

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料理も沖縄本土の”どこか適当で豪快さ勝負”といった
ものとは少し違い、ひとつひとつ丁寧で洗練されたもの。
沖縄そばのスープもかちっとしてきれいすぎるほど。
味付けも薄めで上品です。

 

 

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渋谷の片隅に開店して2年ということですが、街に
すっかり馴染んでいるようです。

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ところで余談ですが、最近「琉球民族」という言葉を
とんと聞かなくなったと思いませんか。

 

というのも実は、最新の研究によって琉球民族という
確たる民族集団は、少なくとも遺伝的には存在しない
ことが明らかになっていたからなのです。いつのまにか。

 

これまで一般的に、大和民族とは別に琉球民族という
独自の民族があり、アイヌ民族と近い存在だと信じ
られてきました。
それは日本列島に先に暮らしていた縄文人が、半島
から渡来した民族(弥生人)に追いやられていく過程で
南北に分かれ、北はアイヌ民族、南は熊襲(くまそ)や
琉球人になったというもの。
アイヌの人々も沖縄の人々もいわゆる”濃い”顔だちで
ずんぐりした体型のひとが多かったことも、この説を
信じさせてきました。

 

ところが、DNAの解析によりアイヌ民族は縄文人との
遺伝的結びつきが証明されたものの、沖縄の人々の
遺伝子は縄文人やアイヌの人々との強いつながりが
ありませんでした。そしてむしろ弥生人、つまり私たち
大和民族とは遺伝的な違いがほとんどないことが
明らかになったのです。

 

言語の面で見ても、難解な琉球言葉は実は日本の
古語が枝分かれしたもの。さらにかつての琉球王朝の
宮廷料理もまた、魚の干物など和食とかなり近かった
ことが古文書などで明らかになっています。

 

実は、現在私たちが沖縄料理としてイメージするものは
太平洋戦争後の米軍統治時代に形作られたものが
けっこう多いのです。

とはいえ、沖縄はやっぱり沖縄。
唄や踊りなどの独自の文化はいまもしっかり息づいて
いますし、シャイでなおかつ人懐っこい人々の笑顔も
健在です。

 

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沖縄を一層身近に感じられる店として、ぜひ覚えて
おきたい、いい店です。

 

 

 

 

この文章は「渋谷とっておき!!」からのものです。
メニューや地図など詳しい情報は下のリンクからどうぞ。
http://www.totteoki.jp/shibuya/

 

 

沖縄居酒屋 しまぶくろ (沖縄料理 / 神泉、渋谷、代々木公園)
★★★★ 4.5

 - エスニック, とっておき!!, 渋谷