とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【ねごと。】 副都心線の真実。

   

  

東京メトロ副都心線には、
開業当初からATO(自動列車運転装置)という
システムが導入されています。

 

 

 

 

自動列車運転装置の名の通り、これまで一本一本の列車を
運転士が操作していたのを大幅に自動化たもの。

運転のほとんどをコンピューターが行い、センターで
集中管理することで正確で安全な運行ができるというものです。

これにより運転士の負担が軽減され、ホームドアの導入とともに
車掌の業務を兼務できるようになりワンマン運転も可能になりました。

ATOが装備された列車の運転席には、下の写真のような
「ATO出発」ボタンがあり、このふたつを同時に押すことで
列車が出発するようになっているとのこと。

しかし実際、ATOを使った運転とはどのようなものなのか、
なかなか見ることができませんでした。

そこで撮ってきました、副都心線の運転の様子を。

驚きました。

運転士はボタンを押すだけでなにもすることはなく
そのまま出発。

マスコン(運転レバー)にはただ手を添えるだけ。
ときどき離してもいます。

止まるときも同様。
列車は定位置に自動でピタッと止まります。

運転士は運転中、ほとんどなにもすることがないのです。

こりゃあ、「運転士が車掌の業務をする」のではなくて、
「車掌が運転席に乗っている」ようなもの。

まるで「お○○の電車」のようです。

話によると、ATOばっかりでは運転士の技能が落ちるため
ときどき手動での運転も行っているとのことですが、
どうやらその”練習場”となっているのは東新宿駅。

というのも、東新宿駅では停車してもドアが開かず、
「停止位置を修正いたします」とのアナウンスのあと
ガックン、と動く “停止位置修正” がいまだに頻発していますから。

自動化がはたしてサービス向上に役立っているのか
ちょっと微妙な気がします。

 

 

 

 

 


この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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