とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【ねごと。】 原発210基分の太陽光発電。

   


「そんな土地がいったいどこにある。」


やれ自然エネルギーだ再生可能エネルギーだと吹聴する
人々の話を聞くたびに、激しい嫌悪感を覚えてきました。


風力発電はもはや風前の灯。




そもそも、風力発電が実際にペイするのは北ヨーロッパなど、


常に強風が吹きすさぶ荒涼とした土地。
温暖な日本に年じゅう強風が吹き荒れる場所などありませんし、
低周波騒音問題や景観の問題が解決しない以上、今後の
拡大は非常に難しいでしょう。

太陽光発電は、莫大な土地を必要とします。


発電効率の向上によって、一戸建て住宅の電力は賄えるように

なったかのように言われていますが、実際には晴れた日の
昼間しか満足に発電できず、それを蓄えておく安価な方法も
まだ存在しないために、実際には電力の自給自足などできていない
のが現状。

太陽光発電でさらに産業用電力まで賄えるようにするには、

莫大な広さの土地が必要になってしまいます。

太陽電池パネルの1㎡あたりの出力は0.15kW、つまり150W。

原発1基分の100万kWを得るためには6.7k㎡もの広さが必要
になるのです。

6.7k㎡といえば、ほぼ2.5km四方。北海道でもこれだけの空き地は

ありません。太陽光発電で日本の電力をまかなうことなど、どだい
無理です。

まさに、そんな土地がいったいどこにある、なのです。

ところが。

ふと、思いついてしまいました。

一か所だけ、広大な土地が現れる可能性がある、と。

それは、福島第一原子力発電所周辺の土地


もしこのまま放射性物質の排出が続き、農業はおろか、

人が住み続けることもできないほど汚染されてしまったとき。

もちろん、私もそんな事態にはなってほしくありませんし、

そういうことを考えることは不謹慎だといって嫌悪感を
持つ人もいることでしょう。

しかし、すでにその可能性を考えなければならない事態

なっているのは確かなのです。

もし万一、不幸にして土地を放棄せざるを得なくなったとき。

ここに、太陽光発電パネルを敷き詰めるのです。

もし仮に原発から30kmの圏内だとすると、その面積は2,826k㎡。

そのうちおよそ半分が海ですから、地上部分の1,400k㎡に

太陽電池パネルを敷き詰めたとして得られる電力は、
2億1,000万kW

なんと原発210基分の電力が得られる計算になるのです。

もちろん先にも書いたように、太陽電池パネルは晴れた日の

日中しか満足に発電できませんから、2億1,000万kWはあくまで
瞬間的なもの。

揚水発電所など、余った電力をいかに貯めておくかの問題が、

原子力発電の場合と同様に大きな問題になっていきますが、
それにしてもこの発電量はまさに夢のよう。

原子力から太陽光へ。

今回の事故で最悪のケースとなった場合に放棄されることになる

土地が、「脱原発」を一気に実現できる可能性を秘めたものになる、
というのはなんとも皮肉な話ですが。

 

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/

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