とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【ねごと。】 「事実上の」ミサイル。

   

 

 

 

結局というか、やっぱりというか、失敗に終わった
北朝鮮の”事実上のミサイル”打ち上げ。

しかし今回、北朝鮮は本気で人工衛星を打ち上げる
つもりだったのではないかと個人的には思っています。

 

 

なぜならば、韓国もまだ人工衛星の打ち上げに
成功していないから。

韓国のロケットは、1段目はロシアからそのまま
買ってきて2段目以上をくっつけているだけというのに
2009年、2010年と2回連続で失敗しているのです。

同じ朝鮮民族の国家として、どちらが先に
人工衛星打ち上げに成功してみせるか—。

そんな、ちょっとほほえましい意地の張り合いが
あったような気がしてならないのです。

さて、今回の北朝鮮をとりまく報道のなかで、
非常に気になった表現が “事実上のミサイル” と
いうものでした。

なぜわざわざ「事実上の」なんて冠をつける必要が
あるのか。

先端部分に人工衛星を積むか、弾頭を積むかの
違いがあろうとも、ロケットとミサイルがまったく
同じものであることは、ちょっと技術をかじれば
わかること。

もちろん今回、北朝鮮は搭載したのが人工衛星で
あり、宇宙の平和利用だと主張したわけですから
ストレートに「ミサイル」とは言いにくかったのかも
しれません。

しかし一方で、「事実上の」を付けてまで「ミサイル」
と呼ぶことにこだわった我々の側は、逆に無理やり
北朝鮮を悪者に仕立て上げようとしたと非難され
かねない部分があったような気がします。

それにもし、「事実上のミサイル」という呼び名が
まかりとおるのならば、今後中国や北朝鮮、それに
韓国などが、日本を非難してくるかもしれません。

日本のH-2Bロケットは「事実上のミサイル」だと。
 

 

 

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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