とっておき!!TOKYO

東京のおいしい店、いい店、安い店。ここは私の“とっておき!!”と、日々の些細な物事に感じたことをご紹介する場所です。

【ねごと。】 ウツボの島の島じまん。

   

「島じまん」に行ってきました。

 

 

 

「島じまん」とは、伊豆諸島・小笠原諸島の
PRのために2年に1回開かれるイベント。

竹芝桟橋を会場に、それぞれの島の特産品や
郷土料理の販売などがあり、郷土芸能の
披露なども行われる手作り感あふれるお祭りです。

今年は5月26日(土)27日(日)の二日間で、
27日の午前11時で写真のこの賑わい。

午後になると、歩き回ることが困難に感じられる
ほどの大盛況でした。

舞台で興味深かったのは、八丈島のフラ。

フラといえば小笠原のが少し有名ですが、小笠原のは
変に宗教がかっていて「これ本当にフラなの?」と
言いたくなる妙な振り付けがあったりするのに対し、
この八丈島のフラはハワイでちゃんと本格的にフラを
学んだ先生が教えているだけあって、優雅で素敵です。

何より、踊っている女性たちの笑顔が、サークルの
自由な空気を物語っているようです。

さて、今回私が行きたかったのは、利島のブース。



お目当ては、ウツボです。

ウツボは長さ1メートル以上もあるヘビのような魚で、
鋭い歯を持ち、グロテスクな表情で知られます。

ダイバーが噛みつかれて大ケガをすることも多く、
注意が必要な危険な魚です。

このウツボに、いま利島は賭けています。

利島は伊豆諸島北部、伊豆大島の南にある
小さな島。

どのくらい小さいかというと、皇居と同じくらい。

人口わずか300人。

島全体が東京都利島村という、
日本で3番目に小さな自治体です。

この利島で、ウツボが簡単にたくさん獲れるのです。

しかし身の中に細かい骨がびっしりと入っていて
取り除くのが難しいのと、そのグロテスクな模様の
ためにこれまではほとんど利用法がありませんでした。

せっかくたくさん獲れるのにもったいない…。

そこで利島の人々は九州から「ウツボ料理の達人」を
招聘し、料理法を伝授してもらうことにしたのです。

その結果、ウツボの刺身(薄引き)、ウツボの湯引き、
ウツボの唐揚げなど様々な料理が利島のものに。

今回の「島じまん」は、ウツボ料理を引っさげた
利島の、まさに反転大攻勢の場となったのです。

実際の反応も、よかったとのこと。

写真の「ウツボの湯引き」を試食で提供したところ、
居酒屋の主人がぜひ仕入れたいと言ってきたほか、
いくつも商談が始まったとのこと。

利島は立派な「ウツボの島」になれそうです。

写真は新商品「うつぼチップス」。

スライスした干物を油で揚げて
おつまみ風にしたもので、なかなかいけますよ。

 

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/

 - ねごと。